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Note No.6

小説置場

「遠い日のうた」

あらすじ

少年には前世の記憶がある。胡散臭いことだと理解しているけれど、何よりも慕わしい記憶であることを疑ったことはなく、前世の記憶を大切に抱えていた。
ある日、前世で口ずさんでいた歌を歌う人間と出会った。それをきっかけとして、次々と前世で関わりを持った人々と邂逅を果たし、少年たちは再び親交を結び始める。些細な日常を共に営み、困り事があれば共に乗り越え、少しずつ、彼らの絆は深まっていく。
そんな折、前世にまつわる品物が狙われていることを知り、少年は行動を開始する。今度こそ決して失ったりはしないと、ここで生きている彼らと共に走り出す。

主要人物

毎原千歳(まいばら・ちとせ)
根尾大貴(ねお・だいき)
田崎栄介(たざき・えいすけ)
渡会史哉(わたらい・ふみや)
照島悟一(てるしま・ごいち)
長久保亜伊(ながくぼ・あい)
湯島秀人(ゆしま・ひでひと)

伴内清之介(ばんない・せいのすけ)

小話

散文

それは とおく おくそこの

今度は、
二人で笑っていよう。馬鹿な話に、ずっと笑い転げていよう。
隣を歩くよ。手を繋いで、肩を抱いて、同じ場所で生きるよ。

こんどこそ
こんなふうに ふたり やいばを むけあわない せかいで
ふたり ころしあわない
せかいで

また会おう。かならず会おう。
その時は、隣で笑ってね

こんどこそ いっしょに となりで わらっていようね

 

待っていたよ。ずっと待っていたよ。
叶わないと知っていたけれど、
望みを絶ったはこの手だと知っていたけれど、
叶うはずがないと知っていたけれど。
願っていたよ。
待っていたよ。
君たちが、しあわせにいきられるひを、まっていたよ。

(せんせい)
(せんせい、おれたちは、しあわせにいきてるよ)
(ころしあわなくていいせかいで)
(いきてるんだよ、せんせい)

 

その他登場人物

毎原百香(まいばら・ももか)
毎原十也(まいばら・とおや)
綿貫乃里子(わたぬき・のりこ)
湯島留美(ゆしま・るみ)
田崎信孝(たざき・のぶたか)
渡会沙耶香(わたらい・さやか)

橋本駿二(はしもと・しゅんじ)
野崎学(のざき・まなぶ)
本郷香澄(ほんごう・かすみ)
彌田瑛里奈(やた・えりな)

 

資料

参考文献