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Note No.6

小説置場

「紫夜の皇帝」

あらすじ

6世紀半ば、大君の権力は増大し、国々の豪族たちは次第に力を失っていった。天皇制が定着し始めた7世紀後半には、地方豪族たちは完全にその力を失ったと思われた。しかし、地方豪族たちは密かに力を蓄え、反旗を翻す時を待っていた。歴史から身を隠し、ただひたすら時を待った。そして、決して歴史に名を残すことはない、影の世界が構築され始める。
後に影の世界を知った朝廷は、その場所を治める人物と話し合いを行う。影の世界は表の世界に深く根を張り、密接な関わりを持ち、破壊することはすなわち、表の世界の崩壊も意味していた。そこで、朝廷は一つの提案を持ちかける。
光と影の世界のように、二つの世界は区分される。互いの世界は関わりあわない。影の世界は、決して歴史に名を残さない。だけれど、確かに存在し、息づいていく。その世界の統治者は、「御影使」と呼ばれる。

絶対的な最高権力者、御影使家当主。最も神に近いと謳われた一族の、最後の末裔。未来を読む、世界屈指の殺し屋に育てられた少年。女子高生情報屋。詳細不詳の、薬屋のあるじ。あらゆるものを結びつける、精神のとっちらかった仲介屋。天然系爽やか菓子職人。人を騙すことが生き甲斐の、双子のメカニック系技術屋。
彼らは一つの”家族”で”チーム”。彼らの世界で起きた出来事は、彼らの手によって扱われ、裁かれる。

主要人物

御影使静貴(みかげつか・しずき)
最神結人(もがみ・ゆいと)
士音(しおん)
ミヅキ
じいちゃん
仲介屋
ハルト
カホ
ミオ 

小話

ノクターン・ワルツ☽⁅Nocturne waltz⁆
パラレル設定で結人が女装して学校に通うことになる話

Chocolate box tale
結人が女装して芸能活動する話。ノクターン・ワルツの設定引き継ぎ

散文

目を開けて、耳を澄ませろ。
口を閉ざすな、声の限りに叫べ。
俺が全部受け止めてやる。
この世界を諦めるな。
もがいて、悪足掻きして、生き延びろ。
何度でも叫べ。
何度でも俺を呼べ。
俺が必ず、その手を取ってやる。


祈りのように、
息をするように自然に、
救いのように、
朝を迎えるより簡単に、
願いのように、
瞬きの数よりも多く、

僕は引き金を引きました。