Note No.6

小説置場

「世界で一番大きな丸を」

あらすじ

その国は、空中に島を戴いている。
首都の真上に浮かぶ島は、信仰の対象であると同時に、国に暮らす人々の生活を支えるものでもあった。島から得られるものを糧にして、生計を立てているのである。
この島は気流の関係から、生身の人間しか行くことが出来ない。生身の人間がどのようにして島へ辿り着くか。答えは一つ、その体で飛行するのである。
国には一定の割合で、「飛行能力」を有するものが生まれる。
彼ら・彼女らは、島まで飛行して多種多様な物を持ち帰り、国に富をもたらすため、幼い頃から専門の学校へ通うことを余儀なくされる。それが飛行士養成訓練学校である。

飛行士養成訓練学校で優秀な成績を収める少女には秘密があった。それは、学校外で行われる違法レースに選手として出場していることである。学校外での飛行は禁止されているが、内緒で出場を続け、賞金を稼いでいる。
しかしある日、一人の少年に違法レースへの出場が露見する。傲岸不遜で高飛車な人物は、卓越した能力で飛び級を果たした天才少年と名高い人間だった。彼は少女に向かって言う。「バラされたくなければ俺の言うことに従え」。かくて少女は、少年の命令に従う日々を送ることになる。

主要人物

アオギリ・イチイ(青桐櫟)
ノノト・シュウゴ(野々戸修吾)
イーズ・リッシア
ネイザー・クレッセル
ウィステン・フリーツ
キミシマ・ノブ
アオギリ・ナラ(青桐楢)
ミカゲ・イツマサ(三影齋雅)
タキトウ・ケーヴィル
セネート・アヤイ
ノリン

 

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