Note No.6

小説置場

「冬の日」

あらすじ

むーちゃんが死んだ。よく晴れた、冬の日に――。

従兄弟が自殺した。それだけでも衝撃だったが、さらなる衝撃は、同じ日に自殺した人間は従兄弟以外に54人――従兄弟を入れて55人いたことだった。”これからの社会に希望を見出せないので、生きていても仕方がない”という声明文を残して死んだ55人は、全て学生たちだった。
集団自殺事件は社会現象に発展し、未成年ではなかった従兄弟が主導者だったのではないかと噂されるようになったことから、主人公の少年は従兄弟に何があったのかを探ろうとする。従兄弟の周りの人たちに話を聞き、自殺した者、しなかった者、遺された者を知っていく。

 

「死 ナ ナ イ 理 由 ハ ア リ マ ス カ ?」

 

登場人物

塚原礼介(つかはら・れいすけ)
寺沢睦美(てらさわ・むつみ)
鷲尾統治(わしお・とうじ)
室谷陽(むろたに・よう)
保志光明(ほし・みつあき)
田之倉双葉(たのくら・ふたば)
延岡康記(のべおか・やすき)
布村菜々美(ぬのむら・ななみ)
湯川整(ゆかわ・ひとし)
榎本逸樹(えのもと・いつき)
横芝心乃(よこしば・ここの)
生方零(うぶかた・れい)