Note No.6

小説置場

2016-07-10から1日間の記事一覧

参考文献

名主文書にみる江戸時代の農村の暮らし成松佐恵子/雄山閣/2004/ISBN 4639018614 不思議の村の子どもたち : 江戸時代の間引きや捨子と社会樋口政則/名著出版/1995/ISBN 4626015077 怪異の民俗学 7 異人・生贄柳田國男 ほか著/河出書房新社/2001/ISBN 43096139…

Invitation to lunch

冬季休みを前にした集中講義が一段落して、亮人は息を吐く。これから昼休憩を挟んだら再び教室に押し込められて、怒涛のような授業が始まるわけだが、ひとまず今からは休むことが出来る。普段の昼休みの倍近くという時間が設けられていることは有難かった。…

Looking about

廊下を歩いていたら、見知った顔を発見した。別に声をかけるつもりはなかったのだが、何だかきょろきょろと挙動不審だったものだから、思わず声をかけていた。随分俺も面倒見がよくなったなぁ、と思いつつ。「若菜ちゃん」 後ろからだったのがまずかったのか…

Who on earth is he?

入学してから一月余り。ついに来た、と橙子は思った。新しい環境にも慣れ始めて、お昼を共にするメンバーもだいぶ固定されてきた。人となりも理解し始めたし、腹を探り合うような期間は緩やかに過ぎて、少々気になっていることを口にできるような、そんな気…

Colors Talk

その日白夜が視聴覚ルームへ向かうと、珍しい組み合わせが喋っていた。気になったので、荷物を適当に放り投げた白夜はためらいもせず話に加わる。「何してんの? てか、珍しいね」 声をかけられた二人は、白夜が入ってきたことにまったく気づいていなかった…

Stand chatting

一年に一度、あるかないかの対面式全校集会。生徒数が1000人を越える織峰学園では、移動だけでもかなりの時間がかかる。その上、全員がばらばらに集合場所である第二体育館へ向かっては、かかる時間も果てしない。そこで、一学年から順繰りに放送によって指…

Test out!

「…というわけなんで、どっちかにお願いしたいんですけど」 今日も今日とて視聴覚ルームへ遊びに来ていた紫信は、突然青葉に「ちょっといいですか」と声をかけられた。何だ、と思ってついて行ってみたら準備室だった。そこにはすでに楓がいて、よ、と手をあ…